銀行印はコレが素敵と考える材質や書体の選び方

子供の印鑑を作りたい方、中でも銀行印をお求めの方に向けて
書いて見ます。

息子が出来た!
娘が出来た! 皆さんおめでとうございます!!
そんな折、親戚やご友人からお祝いをもらったりました。
「銀行口座を持ちたい」とお考えの場合。

普通の銀行印はどうやって選べば良いの?
実際にご来店にて「こども用のふつーのはんこを欲しいんですが」
とお母さまやご夫婦の方が相談にご来店いただいています。
実店舗にはいくつかご提案する商品がありますが、
ネットショップにはある程度限られた商品の掲載になっています。

そんな皆さまへ
はんこ屋五代目がこれまでの経験を踏まえ丁寧に解説させてもらいます。

用途に関わらず自分のはんこを持つ年齢は
それぞれのライフスタイルで違いますがタイミングは生まれてすぐの頃か、もしくは成人を迎えるだいたい18歳ごろに必要になります。

自分の口座を作りにいざ窓口に行こうと思ったとき、手元にいくつか印鑑があり、どれが銀行印かわからなくなってしまったというケースはよくあるもの。
そんな事にならない様にしっかりとした印鑑(銀行印)を用意することは必要です。

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(1)サイズの選び方
大きすぎても実印の様になってしまい小さいと簡単な認印にも見えてしまう。
おすすめは12mm丸・もしくは13.5mm丸です。
ある程度しっかりとしたサイズ感のあるものを持つと安心感にも繋がります。

(2)材料(素材)選び
天然の素材は手で彫ることができるので捺印(朱肉をつけて捺す)は風格のある物になります。
しかし最近はチタン・カーボンなど個性が感じる素材も選択肢にあります。チタンは重さもしっかりとあり男性には特に魅力的な1本になります。

天然素材の中で選ぶならば、「水牛」(黒水牛・牛角・染めのないナチュラル)が比較的求めやすい価格ながらしっかりと長く使える素材です。

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(3)字体(書体)選び
銀行印にふさわしい物は『篆書体』か『古印体』がオススメです。銀行の預金が流れないように縁起を担いで文字の向きをヨコにする方が多いです。

しかしこれは縁起の問題であってお名前(姓・名)の漢字に合わせてタテの向きがスタイルが良い場合もあります。
どちらがオススメか不安になった場合は「職人にオススメ」も選択肢としてご依頼の際のご注文フォームの備考欄に
銀行印としてオススメはどんなスタイルか?明記いただければご案内いたします。

また、相応しい文字として古印体(こいんたい)もあります。『篆書体』は趣きを重視した素敵なデザインに仕上がり『古印体』ならば読みやすい普通の銀行印のスタイルに仕上がります。

最後に銀行印はしっかりと保管も大切です。
普段はATMでお金の出し入れをすることが多いから、銀行印の大切さをあまり実感していない方も多いかもしれません。

しかし、振込や大量の現金を引き出す時にはATMで操作するには金額の上限があります。そんな折は銀行の窓口で手続きが必要になります。
その時には口座開設の時の銀行印が必要になります。