金沢東山の宇多須神社において篆刻教室を開催しました

こんにちは、五代目です。
今日の金沢は、ドンよりとした金沢独特の「晴れる訳じゃない曇る訳じゃない」天気でした。
宇多須神社にて篆刻教室

先週末(7月3日)に金沢は宇多須神社にて「篆刻教室」の開催を予告していましたとおり
開催してきました。(写真は、個人をなるべく特定出来ないようにボカシてます)

総勢20数名の全員大人の方にご参加いただき印章の起源からお話させてもらい
金印(漢倭の名の国王印)が福岡県志賀島から発掘された。。。
篆刻との繋がりなど皆さん、熱心にレジメを見ながら聞いていただきました。

彫刻する石のサイズは15mm角
これ以上大きいと、普段の生活で何に捺して良いのかわからないし
これ以上小さいと、彫るのが難しくなるので既成サイズの中で、丁度良いサイズとして選びました。
宇多須神社にて篆刻教室
(こちらも、個人をなるべく特定出来ないようにボカシてます)

その石の中に、小宇宙を作り出すように「1文字」だけとの指定にして
皆さんデザインを考えながら真剣に紙に向かいます。
(少しサンプルもお見せして)

数分後、早い方は石に転写されていました..私からすると、速い!
皆さん、迷いがないように思いました。

転写(文字を材料に写す)の時に
ハンコは、正字ではなくて、逆字で彫らなくてはならないので皆さん苦労されていましたが、
何とか石に自分のデザインを写してポリポリ♪と

いつもは、おしゃべりが多い方達だそうですが、彫刻の時は、シーーンとして
ポリポリと彫る音と、時折 フーーッ!と彫りカスを飛ばす音だけが響いていました。

開始から約40分位でしょうか皆さん彫りあがって
「これ位の深さでイイの?」
「カドを丸めたんだけど、どうかな?」などと楽しそうに話されている様子を見ていて
大人でも、一つの事に一時真剣に取り組むと子供のように、ワクワクされるんだなぁ…と
感じました。

こんな感じに、少人数の「はんこ教室」を今年もいくつか開催したいと思ってます。
活動範囲は金沢市内とは言わず石川県などと大きく考えており

これも、日本人には欠かせないはんこ(印章)文化を正しく広報して啓蒙活動することにより
少しでも地域の皆さんお役に立てないかと活動しております。

五代目