文字の起源を辿る第二弾!はんこ屋五代目が語る

今日の金沢は、雨でした。こんにちは五代目です。
島の字の解説

さて、今日は文字の成り立ち『喫』

この字は「口」を部首とする文字です、喫とは、口と契より成り立っています。

口は、口舌の口。
契は、約束の意味ですが、ここでは口の中にある物がもつ
味や香りが人の味覚に訴えるという意味を表します。

喫は口に含んだ物の味や香りが口中に広がる意味が本流です。

人によって個人差のある味覚は個々人の過去の経験などによって
基づくと言われています。

喫煙と使われることが多い『喫』の字全ては口で味覚を味わう行為を表したものです。 

いかがでしたか、また少し身近な字を題材に
文字の成り立ちを紐解いていこうと思っています。

五代目