正しいはんこの選び方
人生のどんな場面にもふさわしい。
はんこの匠が教える、はんこの選び方とは。
◯ 何に使うはんこか 「目的」をしっかり持つ。
◯ 使う目的によって 「特徴」の違う素材を選ぶ。
◯ 文字書体は 「直感」で迷わず選ぶ。
◯ はんこは人柄を表すので 「自信」持って使えるはんこを選ぶ。
「目的」 「特徴」 「直感」 「自信」 を持って選ぶことです。
使い分けが大切・・・・・目的を持って選ぶ
実印 [用途] 主にお金が関係する取引に使用
(本人の象徴として生涯ともにする最も大切なはんこ)
・自動車の契約
・マンション・住宅購入の不動産取引
・遺産相続
・保険金・補償金の受領
・官公庁での手続き
・公正証書、金銭賃借証書など。
銀行印 [用途] 主に金融機関との取引に使用
(預貯金に使用するため専用のはんこを用意した方が良い)
・銀行、金融機関での口座開設
・預貯金の引き出しなど。
認印 [用途] 主に書類の受領に使用
(日常生活で一番使用頻度の高いはんこ、とは言え慎重に使用を心がけたい)
家庭にて/保険の契約・アパート契約・宅配便の受領・回覧板に捺印。
職場にて/回覧物・出勤簿・伝票・給料受領他書類に捺印。
素材について・・・・・特徴を知って選ぶ
柘(つげ)
ツゲ科ツゲ属、主に世界の熱帯地域に生息しています。
黄褐色で極めて緻密。そのため、版木、チェスや将棋の駒、櫛などに利用される
日本では鹿児島(薩摩)産がとても良い材料です。質・硬度・色つやなど最良品です。
当店で使用している柘も鹿児島(薩摩)産です。
木材の中で一番はんこに適していて、適度に硬い材料です。
産地は、他にタイやフィリピン・韓国産もありますが
質は良くなくB級品として扱われ安価なものとなっています。
☆アピールポイント:植物性の素材なので、手になじみやすい。地に根を張る木なので気が集まる。
※ツゲの植樹を組合にて:
http://www.inshou.or.jp/insho-10s.html
黒水牛(くろすいぎゅう)
ウシ科の大型哺乳類。
東南アジア(ベトナム、タイ)に生息する水牛の角(ツノ)です。
天然の素材は、完全に真っ黒ではなくマダラなため漆(うるし)などでキレイに染め磨かれたものです。
尚、当店の黒水牛はツノの中心である芯を持っている(芯持)上質の物しか使用しません。
理由は ツノの中心の芯を持った材料は、ヒビが入りにくく黒水牛の中で最高の材料だから
☆アピールポイント:繊維質で出来ているので粘り気があり磨減度が少なく実用性に良い材料です。
牛角(うしのつの)
陸牛としてオーストラリアに生息し、強度は、ねばりがあり丈夫で磨減度が少なく実用性に良い材料です。
象牙(ぞうげ)
哺乳綱ゾウ目(長鼻目)陸棲哺乳類。象牙は、ゾウの発達した門歯を言います。
象牙の素材は長年使用しても曲りや狂いがなく心地よい重量感と手に馴染みやすく
捺印すれば鮮明な印影が出る、朱肉との馴染み(相性)が良い素材です。
適度に吸湿性があり材質が硬すぎず・柔らか過ぎないので長年はんこの素材として愛用されています。
象牙には網の目(筋)模様が入っているのが特徴で網目が細かい物ほど希少価値が高く、高価になります。
店長は、この象牙を実印におすすめします!
備考:
絶滅のおそれがある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)
に関連する素材なので、輸入に関しては全て政府を通じた取引となっています。
そのため、輸入、加工、販売において全て固有番号が振られ管理されています。
当店の象牙製品には、政府認定証をお付けしています。
※但し、重さが9g未満の象牙製品にはお付けしていません。
象牙素材の安価なものは、はんこの軸に網の目(筋)が多く入っている物が安価。
先端に行くほど、中心に位置するほどその筋は細かく貴重な物とされる。
他に、はんこの表面(軸)に色を付けた素材やアクリル性のもの、琥珀・水晶・チタン・アルミ・石があります。
いずれも手彫りが出来ないものもあるため取り扱いしていません。
文字書体デザインについて・・・・・・直感で選ぶ
はんこ・印鑑に使用される基本的な書体は全部で6書体ですが、職人オススメ書体3書体がオススメです。
[実印には]
印相体か篆書体がフルネームを彫った場合にどっしりと趣きのある良いデザインになります。
[銀行印には]
篆書体か古印体がオススメです。
何本かセットにてお買い求めの場合は、全て同じ書体で整えることも良いです。
[認印には]
古印体もしくは、篆書体がオススメです。
比較的、人目に触れやすい使い方をするはんこなので
読みやすい文字にすることで使いやすいはんこ即ち後悔しないはんこになります。
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篆書体には、権威性と描線の美しさがあります。
印相体は、その篆書体を基本にし、文字に丸みや柔らかみを加えた開運型書体です。
お名前と生年月日から割出す数字を基に作成します。(文字が混んでおり欠けにくい特徴もあります)
篆書体は漢字の出来た中国に由来します。
また、古印体は日本独自のモノで文字にふっくらと丸みがあるのが特徴的
そして文字を枠(ワク)に少し付けて柔らかさがあるのが特徴です。
印章の役割

パソコンが普及し、デジタル社会へとシフトしている現在ですが、
はんこの役割として「意思を確認し、了解した証拠を朱色にて残す」という役目があります。
欧米などのサインにはない、アナログな確認方法によって内容を
確認できる。証拠を残すことが出来ます。
この意思確認手段として今後も、はんこの役割は担い続けることでしょう。
サイズ選び
用途によってはんこのサイズは変えると使いやすいです。
実印の場合は、想いがあって心意気からサイズを大きくするのもオススメです。また、認印・銀行印もしかりです。
男性向けと女性向けのサイズは、なるべく上品に見える一般的なものを表にしました。
これは、女性が男性より大きいサイズのはんこに、またその逆になるのを防ぐために設けてあります。
▼参考に当店で良くご注文頂くサイズを書いておきます。
オススメは◎の物です。
<実印>
サイズ 男性向け 女性向け
18.0mm丸(大きめです) △ | △
16.5mm丸(少し大きめ) ○ | △
15.0mm丸(普通サイズ) ◎ | ○
13.5mm丸(女性サイズ) ○ | ◎
12.0mm丸(少し小さめ) △ | △
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<銀行印>
サイズ 男性向け 女性向け
16.5mm丸(少し大きめ) ○ | ×
15.0mm丸(少し大きめ) ○ | ○
13.5mm丸(普通サイズ) ◎ | △
12.0mm丸(普通サイズ) ○ | ◎
10.5mm丸(少し小さい) ○ | ○
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<認印>
サイズ 男性向け 女性向け
16.5mm丸(少し大きめ) ○ | ×
15.0mm丸(少し大きめ) ○ | ○
13.5mm丸(やや大きい) △ | ○
12.0mm丸(普通サイズ) ◎ | ◎
10.5mm丸(普通サイズ) ○ | ○
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・男性向けと女性向けによってオススメのサイズが違っていますが
これは、女性が男性より大きいサイズのはんこに、またその逆になるのを防ぐために設けております。
なるべく上品なはんこをオススメしたいと思っています。