会社名に付く法人格のまえ株とあと株の違い

こんにちは、五代目です。

今日は法人設立時に結構皆さん気になる社名(会社名の名付け)の法人格「株式会社」「合同会社」を社名の前に付けるか後に付けるか?問題について書いてみます。
会社名実印

株式会社〇〇〇〇と〇〇〇〇株式会社の書き方の違いが気になった事ありませんか?
株式会社が前に付くことを「まえがぶ」後ろに付くことを「あとかぶ」と言いますね。「(株)」単体の読み方は「かっこかぶ」と言います。

なお、企業別電話帳では、株式会社○○の場合(株)○○と記載されて○○株式会社は株を丸く囲まれて●株○○となっています。有限会社○○は(有)○○、○○有限会社は有を丸く囲まれて●有○○となっています。(「●株」は株の丸囲みという意味です)

設立の登記の際に法務局では、原則前に付いても後ろについても問題になりません。ここ10年くらいでしょうか、会社設立の印鑑の制作は、ほとんど、ほとんど前に付いてる。〝格好良いんでしょうか?〟私は企業名は先に名乗った方が有利だと考えます。

なぜなら創業の時に名前は意図、意味、理由があってその名前を付けますよね。有名企業の社名を調べてみました。[ユニクロ]株式会社ユニクロ[ZOZOTOWN(ゾゾタウン)]株式会社スタートトゥデイ[ニトリ]株式会社ニトリでした。しかし、創業が古い会社や企業理念がしっかりとされている会社でしょうか[Panasonic]パナソニック株式会社[楽天]楽天株式会社[ヤフー]ヤフー株式会社[カルビー]カルビー株式会社[UQモバイル]UQコミュニケーションズ株式会社 は後に株式会社が付いています。

株式会社と名乗る前に何をやっている会社なのか伝わった方が業務内容や商品が分かりに私は良い様に思います。さて、印鑑の制作には株式会社が前にあっても後ろにあっても彫刻には問題ありません。また、法務局の届け出も問題がありません。もちろん銀行の口座開設や融資も問題ないとすればあとは創業者の方の意思に委ねるところでしょうか。

まじめに書いてみました。。
五代目